著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

週に1度の「回診」で急性大動脈解離の患者さんに話したこと

公開日: 更新日:

 私もそう思いました。「まるで金地院崇伝みたい!」。金地院崇伝は、家康のブレーンで武家諸法度、公家諸法度など幕府のあまたの公式文書を起草した大天才です。

 彼を描いた「黒衣の宰相」(火坂雅志)を先日読んだのですが、若き日に崇伝が南禅寺を代表して大徳寺の大徳と対決し、説破する場面を思い出しました。

 こういった舌戦は歴史小説にも多数登場します。圧巻は吉川英治の「三国志」。諸葛亮孔明が呉に出向いて孫権の御前で劉備との同盟を説くやりとりです。

「そもさん!」「せっぱ!」のやりとりをアニメの一休さんで見た人もいることでしょう。患者さんとのやりとりは「とんち」のセンスも必要かもしれません。

「イケてる」会話の反面教師は国会答弁です。

「海なし県の奈良県出身の総理は、お魚を三枚にさばけますか?」

 アホか! 皆さんは日々、国会答弁を見て学習することも必要だと思います。

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