4月からワクチン定期接種…帯状疱疹を知る(4)やっかいな後遺症「帯状疱疹後神経痛」にならないためのポイント

公開日: 更新日:

 帯状疱疹らしき症状があれば、速やかに皮膚科やペインクリニックを受診すべきだ。治療を受けなくても、皮膚症状はやがて快方に向かうだろう。しかし帯状疱疹ウイルスによる神経の傷害の程度がひどいと、「帯状疱疹後神経痛」のリスクが高くなる。「外山皮膚科」(宮崎県日南市)の外山望院長が言う。

「帯状疱疹は、帯状疱疹ウイルスの活性化で神経が傷害されて起こる病気です。だから、ウイルスを鎮めることが治療となり、抗ウイルス薬の投与で沈静化のスピードを速めることができます。しかし、帯状疱疹後神経痛は神経が大きく傷害され変性したことで、わずかな刺激にも過敏となった状態。神経の変性を完全に元の状態に戻すのは極めて困難です」

 神経の傷害の程度を最小限にとどめるには、抗ウイルス薬をいかに早い段階で投与するか。もし体の左右どちらかに神経に沿った痛み、紅斑、水疱が見られれば、それが帯状疱疹を疑うサインとなる。

 さらに「過去に水疱瘡(水痘)にかかったことがある(記憶になくても不顕性感染ということもある)」「ピリピリ、ヒリヒリ、ジンジン、ズキズキといった皮膚の違和感、かゆみなどがある(紅斑、水疱より先から出てくることが多い)」というなら帯状疱疹の疑いはより濃厚だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外