著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

性行為は同意を取るのが当たり前の世の中にならないと。

公開日: 更新日:

『最近になって、
女性「性行為を強要された。嫌だった」
男性「お互いに同意の下だった。その後も何回も会った。なんで今さらになってそういうことを言われているのか分からない」

 みたいな相談が両者から寄せられることが非常に多くなったように感じます。』(弁護士)

  ◇  ◇  ◇

 これはある弁護士さんの2月18日のXでの発言。彼は本名でポストしているけれど、この手の意見をいうと、嫌がらせの大群がイナゴのように押し寄せてくるので、あえて匿名にしました。

 ちなみに、彼がなにに対して、こう述べているのかというと、『不同意性交等罪』について。彼は弁護士の立場から、その設立に賛成であったよう。

 でも、

『最近の相談ではそれよりも前(交渉)段階において「起訴されるのは嫌だろ? それならもっと払え」として完全に自分に有利なカードの一つとして使われてしまっており、そういう濫用をされるなら、全然正義に反するということです』

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋