街に出る蓮舫氏にステルス小池陣営は戦々恐々…ついに萩生田都連会長6.28八王子に現る情報

公開日: 更新日:

都議補選に「第一声くらいは出てこないと…」

 ところが悪いことに、その萩生田氏が28日、満を持して表舞台に登場する。この日は都議補欠選挙の告示日で、お膝元の八王子市選挙区から出馬する元市議の応援に入ることが確実視されているのだ。補選は八王子を含む8選挙区で実施され、知事選と同日に投開票される。八王子の自民関係者がこう言う。

「裏金問題で萩生田さんが表に出づらいのは事実です。でも、八王子の選挙を仕切ってきたのは萩生田さん。さすがに、告示日の第一声は応援に入り、挨拶くらいはするはずです。逆に出てこない方が不自然ですよ。『やっぱり表に出られないんだ』と受け止められてしまいますから」

 自らの選挙事情も影響している。

公明党の支持母体・創価学会が次期衆院選で萩生田さんを支援しない方針を固めつつあるようだ。萩生田さんは自らのクビが危うくなってくるので、補選では恥ずかしい結果を残せない。必死になってやってくるでしょう」(市政関係者)

 すると「6.28」以降、萩生田氏が連日、応援に駆け付ける事態もあり得るわけだ。

「自民の看板を掲げた萩生田さんが選挙活動をする様子が報じられたり、SNSで流れたりすれば『萩生田百合子』を思い出す有権者も出てくるでしょう。ある政党が断続的に情勢調査を実施しているのですが、萩生田さんが都連会長として『小池支援』を明言するや、それまで10ポイントほどリードしていた小池さんの数字が、4~5ポイント差まで下がってしまったそうです。現状、小池さんがリードしていますが、28日以降は分かりません」(都政関係者)

 小池陣営は戦々恐々に違いない。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性