飼い主を悩ませるかかりつけ医と専門病院の連携の悪さ…転院するときは報告を
今回の問題点は、かかりつけ医と専門病院との連携の悪さです。かかりつけ医は専門病院に遠慮しているのか、病状の変化を客観的に判断しようとしていません。一方、診察時の担当が必ずしも手術者ではなく、大規模ゆえに担当医が変わるため病状の共有がなされておらず、受診間隔が2、3カ月と長いことも病状把握を遅らせる要因になっていました。
それで飼い主さんも不安になって、遠くから当院に来られたのですが、この場合、専門病院にかかりつけ医を変える、転院することを伝えないと、当院にも診療情報の伝達ができなくなります。病院のシステムで、専門病院を重視するためです。守秘義務もあります。クリニックと専門病院の連携の悪さを飼い主さんが改善するのは難しいですが、連携の悪さを嫌ってかかりつけを変えるときは飼い主さんが専門病院に転院先を伝えることが大切です。
(カーター動物病院・片岡重明院長)
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