著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

吉田皇嗣職大夫 “灘高卒の超秀才”も悠仁さまの受験アドバイザーになりきれず…最近の推薦入試に疎かった?

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 ご自身たちで考えた末に出てきたのが東大や筑波大といった難関大への受験だった。「推薦入試(学校推薦型選抜)といえども、その定員枠に入るために熾烈な競争がある」と話すのは個別指導塾の経営者。推薦入試事情にくわしい。

「推薦で難関大を目指すのが当たり前の時代になってきた。ハードルの高さは一般入試と変わらず、さまざまな受験テクニックも必要になっている。悠仁さまの場合でも、強力なアドバイザーがついていないと難しい」

 しかし、秋篠宮家の周辺からは「推薦入試のためのスタッフがついているといった話は聞こえてこない」(宮内庁OB)という。そこでクローズアップされるのが今年2月に秋篠宮家側近トップ「皇嗣職大夫」に就任した元警視総監の吉田尚正氏だ。灘中学・高校から東大法学部に進んだ受験エリートでもある。

■秋篠宮家をバックアップするため社外取締役をすべて辞めたものの…

「吉田さんは警視総監退任後、企業の社外取締役や顧問に就いていたんですが、秋篠宮家のバックアップに専念したいと、それらをすべて辞めた。悠仁さまの進路の相談にも乗れるのではと期待されたものの、経験したことのない推薦入試では、どうも勝手が違ったようです」(皇室記者)

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