【佐賀県唐津市(1)】強いアルカリ性の湯・鳴神温泉「ななの湯」と美食の宿「洋々閣」の絶品麦粥朝食
選ばれし美食の宿「日本 味の宿」にも加盟する 注目の朝食は…
遠方から訪ねた人は少し足を延ばして宿泊は「洋々閣」へ。こちらは、1893年(明治26年)創業の唐津を代表する老舗割烹旅館です。
60年程前に九州で最初に黒毛和牛のしゃぶしゃぶを提供しました。現在では「黒毛和牛の南蛮利久鍋」と名付けられ、特製のタレを茶筅(ちゃせん)でシャカシャカする遊びゴコロ溢れる創作料理です。もう一つの名物、玄界灘の冬の味覚「アラの荒煮」は魚料理の百獣の王。分厚い身が洋々閣の信条です。
選ばれし美食の宿「日本 味の宿」にも加盟しています。そこであえて紹介したいのが朝食です。茶碗蒸し、身の厚い鯵の干物、湯剥きしたトマトのほか、何度も洗ってサラサラに仕上げた麦粥に、ひじき・ちりめん・海苔佃煮・もろみなどをトッピングして食べる優しく美しい朝食と食堂から見渡す庭の松が見事に調和します。
■唐津のなごみ「洋々閣」
佐賀県唐津市東唐津2-4-40
電話 0955・72・181