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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

にっちもさっちもいかない「2つの米」問題…全部、トランプが悪いのか

公開日: 更新日:

 そんななかシニアはどう振る舞えばよいのか?

“2つの米(アメリカとコメ)”に完全にヤラれており、にっちもさっちもいかない。保有している銘柄は下がり、物価は上がりつづける。なけなしのお小遣いも細るばかりである。全部、トランプが悪いのか--。

 いわゆる“オールドメディア”は「トランプ憎し」の大合唱だ。先の大統領選でハリスが負けたことを悔しがっており、「トランプさえいなくなれば、世の中が良くなる。よくも世界をハチャメチャにしてくれたな」と言い張っている。

 確かに株価や物価だけを見ればそうだが、それは本当に正しいのだろうか。

 経験豊富なシニアならば、もう一度、冷静に考えてみる必要がありそうだ。

 たとえ株で負けても生活が苦しくなっても、決して他人のせいにしてはいけない。特に海の向こう側の大統領のせいにするのは、もってのほか。だったら自分の国の政治に対して、その思いの丈をぶつけるべきではないか。

 場合によっては、夏に衆参同日選挙があるかもしれない。ここで「自分の票」を投じ、現状を打破するのだ。ここに願いを「コメ」るのである。

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