著者のコラム一覧
大竹聡ライター

1963年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、出版社、広告代理店、編集プロダクションなどを経てフリーに。2002年には仲間と共にミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊した。主な著書に「酒呑まれ」「ずぶ六の四季」「レモンサワー」「五〇年酒場へ行こう」「最高の日本酒」「多摩川飲み下り」「酒場とコロナ」など。酒、酒場にまつわるエッセイ、レポート、小説などを執筆。月刊誌「あまから手帖」にて関西のバーについてのエッセイ「クロージング・タイム」を、マネーポストWEBにて「大竹聡の昼酒御免!」を連載中。

(14)闇の中のともし火

公開日: 更新日:
(写真)大竹聡

 東日本大震災から、今年で15年になる。震災の当日、私は、東京の奥多摩を歩いていた。奥多摩から東京湾の河口まで、多摩川沿いに酒を飲みながら歩く。そんな酔狂企画を実施していた。

 奥多摩の地元の人は、こんな揺れは生まれて初めてだと呟き、街道沿いにハイエースを停めていた人は、車… 

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