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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

いじめ動画と“ネット私刑”の現実 「正義の拡散」が生む新たな傷

公開日: 更新日:

 SNSによって被害の可視化や告発の機会が広がったことは、ある意味で社会の前進ともいえます。

 しかしその一方で、拡散された動画が被害者本人にとっては「記憶を繰り返し突きつけられるもの」となり、心の傷を深める“2次加害”になってしまう--この現実を忘れてはなりません。さらに最近では、ネット上の誤情報や臆測により、まったく無関係の企業や従業員が攻撃される事態も発生しています。

 善意のつもりで行った拡散が、結果として新たな被害者を生み出してしまう--この点も、私たち一人一人が意識する必要があります。

“正義”のために声を上げること自体は否定されるべきではありません。しかし、その声が感情に任せて暴走したとき、正義は別の誰かを深く傷つける刃になり得るのです。

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