千歳科学技術大に熊本大…北海道と九州に続々出現する半導体産業を担う人材育成のための大学学部と将来性
■半導体の製造拠点である九州・熊本大はメーカー待望の人材育成
半導体受託製造の世界最大手といわれる半導体メーカーTSMC(台湾積体電路製造)の子会社(JASM)が熊本県に本社を置き、「産業のコメ」といわれる半導体の日本有数の製造拠点となっている。
地元の熊本大は、24年に文理融合を特色とした学びを追求する情報融合学環を設立した。また工学部には半導体デバイス課程がある。半導体メーカー関連企業が待望する人材育成を視野に入れている。
同県では、私立の崇城大にも情報学部がある。隣りの長崎県は進取の精神を貴ぶ県民性を反映してか、長崎大に情報データ科学部、長崎県立大に情報システム学部、長崎総合科学大に総合情報学部がある。
また福岡県でも国立の九州工業大に情報工学部がある。私立の福岡工業大では、台湾の大学と「半導体エキスパート育成プログラム」で連携して留学生を出している。久留米工業大にも情報ネットワーク学科がある。他にも、福岡県の西日本工業大、佐賀県の西九州大、宮崎県の南九州大などでもデータサイエンス系の学部や学科の開設が予定されており、波及効果は大きい。熊本県立大は、半導体学部の設置を文部科学省に申請した。

















