60歳以上も働くために必要なのは NISAでも、資格でもなく「体力」 マクドナルドでパートするシニアが明かす「筋トレ」の重要性
「細く長く」が目標
実はJさんは年金の受給を70歳まで先送りし、「繰り下げ受給」をするつもりでいた。年金の受給開始は、先延ばすほど受給額が上がる。しかし、昨年体調を壊し、その計画に狂いが生じた。
「マクドの仕事だけだと収入が増えないので、ウーバーイーツの配達を副業で始めたんです。でも、働き過ぎで胃の調子が悪くなって、食欲がなくなってしまって。ここままだと長く働くことが難しいと考え、細く長くやっていくことにしました」
Jさんは年金の繰り下げ受給を断念し、今年から受給を開始した。マクドナルドの配達も週5日勤務から、週4日に減らした。
■自己防衛策は「筋トレ」
それでも仕事を続けられるのは、Jさんがトレーニングを欠かさないからだろう。取材を通して知り合うシニアの中には、月10万円前後の低年金でも、働くことを諦める人がいる。彼らは「仕事がない」というが、裏を返せば「体力に自信がない」というケースが多い。
年金不安時代のシニアにとって、普段から体を鍛えておくことは、最大の自己防衛策となっているのである。
(了)
◇ ◇ ◇
本編の前編は【もっと読む】「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?…でどうぞ。
■関連記事
■関連キーワード
-
日本の皇族存続への危機と「愛子天皇待望論」 天皇皇后「空海展」鑑賞で見えた“祈られる天皇”の姿…今も京都で続く「玉体安穏」とは
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 60歳以上も働くために必要なのは NISAでも、資格でもなく「体力」 マクドナルドでパートするシニアが明かす「筋トレ」の重要性
-
物価高でどう変わった? データで読み解く「新」生活者像 (5)外食に求められるコスパ&タイパ重視の「安近短」 お会計を気にしながら楽しむ家計防衛の工夫
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?
-
人生100年時代の歩き方 ライブハウス『ロフト』創設者は82歳「私が超高級老人ホームを退去し、終の棲家としてシェアハウスをつくった理由」



















