築78年でも現役バリバリ! 静岡の「昭和レトロ団地」が取り壊されず、今も6割に入居している理由
部屋の間取りは6畳と8畳の2K。当時としては珍しい水洗便所やガス設備を備え、地下には共同浴場もあった。家賃は当時1200円。
この「48型」は、羽衣団地のほかにも長崎や広島などにわずかに残っている。しかし、住宅以外の用途に転用されていたり、ほとんど人が住んでいなかったりするケースもあり、公営団地としての役割を果たし続けている例は限られるという。
当時建てられた建物の多くは、取り壊されたり建て替えられたりしている。では、羽衣団地はなぜ今も残っているのか。
「敷地が限られていて、入居者も多かったため、建て替えが難しかったというのが理由です。建物に大きなトラブルも発生していなかったので、既存の建物をそのまま使って入居してもらっている状態です」(牛田さん)
一般的に、団地を建て替える際は、住民に空いている別の棟などへ一時的に移ってもらい、工事を進める。しかし、羽衣団地のある一帯では建物が4棟しかなく、住民も多かったため、こうした対応が難しかったという。
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