注目を集めるベトナム投資 株価指数は10年で約2倍に…個人で投資するならどんな方法が?

公開日: 更新日:

 半導体関連株には、過熱感が見られるものの、生成AIブームなどによって、半導体需要は今後も成長が見込まれている。

 年平均10%成長し、2030年には市場規模が1兆米ドルに達するとの予測もある。その中で半導体の生産には、設計から商品化まで多くの企業がかかわっているため、サプライチェーンをどう再構築するかが大きな課題となっている。

 半導体を巡っては、新型コロナウイルスの感染拡大や米中摩擦によって半導体不足が深刻化して、多くの産業には当時の苦い経験がある。そこで半導体サプライチェーンを強化するために世界中で投資が進んでいる。

 とくに注目を集めているのがベトナムだ。

 バイデン米大統領は昨年9月にベトナムの首都ハノイを訪問。ジェトロ(日本貿易振興機構)によると両国は、2国間関係を包括的パートナーシップからベトナム外交上最高位の「包括的戦略パートナーシップ」に格上げしたという。

 ベトナムの半導体関連産業や人材の育成面で連携を進め、強靱なサプライチェーン構築を目指す予定だ。となれば投資マネーも集まる可能性がある。ベトナムの代表的な株価指数VNは、過去10年間で約2倍に上昇している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  2. 2

    進次郎農相いきなり「作況指数」廃止のお粗末…“統計のブレ”は父・純一郎元首相の農水省リストラのツケが原因

  3. 3

    「業績連動型」は時代に合わない? ボーナスなくす大手企業の狙い…ソニーグループは4月から新報酬制度スタート

  4. 4

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  5. 5

    進次郎大臣は連日の視察とTV出演で大ハシャギ…ムチャぶりされる農水省は“ブラック企業化”のお気の毒

  1. 6

    もうひとつの国民食「みそ」の値段まで跳ね上がる…大豆高騰に加工用米不足が追い打ち

  2. 7

    経団連副会長退任の南場智子DeNA会長に政官財が熱視線も…まずは「社業専念」公言の潔さ

  3. 8

    書店生き残りの秘策は「滞在型」と独自路線…政府も活性化プランで支援

  4. 9

    大阪万博は値下げ連発で赤字まっしぐら…今度は「駐車場料金」を割引、“後手後手対応”の根本原因とは

  5. 10

    「JTB時刻表」は100周年 創刊号から変わらないもの、そしてこれから…第19代編集長に聞いた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし