「スローシティ」で広がる新しい街づくり…気仙沼、前橋に続き千葉県香取市でもスタート

公開日: 更新日:

「水の文化と農業文化といった異なる個性と多様性を持つ地域住民がそれぞれ尊重し合い郷土愛の醸成を図ることも狙いです。地域の文化、神事、伝統行事が国際的に認められ、内外の人たちが市に興味を持ち来られることを期待しています」

■気仙沼市は13年に国内初の認証

 13年に国内初の認証を受けた気仙沼市は、地域固有の郷土料理、食文化を大切に食を中心としたまちづくりに取り組み、03年に全国初となる「気仙沼スローフード都市宣言」を行っている。

「スローシティはスローフードの考えを食からまち全体へとステップアップさせたものです。気仙沼は世界の人たちに(東日本大)震災の被災地として知られていますが、国際組織の会員として独自の食文化や自然環境の魅力を世界に発信することで新たに市を来訪するきっかけになっています。加盟している世界の複数の都市の方々との連携も持続可能な次世代に向けたコミュニティーの発展につながっています」(気仙沼市震災復興・企画課)

 昨年10月にはスローシティ普及の全国組織「スローなまちづくり全国推進委員会」が設立された。だが、スローシティの知名度はまだ低く、目的も分かりづらいとする声がある。地方自治に詳しい神戸国際大学の中村智彦教授がこう述べる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  3. 3

    中傷動画疑惑めぐる高市首相「虚偽答弁」の“証拠”出た! 木下剛志秘書の「回答書」公開され万事休す

  4. 4

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  2. 7

    高市首相に疑惑炸裂で「茂木新総裁」が急浮上 キングメーカー麻生太郎氏とも関係良好、経験値の高さも折り紙付き

  3. 8

    トンチキアイドル枠独占のM!LKが“ポスト嵐”に急浮上! イケメンからインテリまで幅広く

  4. 9

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  5. 10

    紙切れ一枚でクビに…怒りに任せて野球用具すべてを詰め込んだバッグごと、ゴミ箱にぶん投げて球場を後にした