高市首相お決まりフレーズ「緊縮志向を断ち切る」は経済オンチの証し 専門家も「シロウト」と矛盾をバッサリ!
国債発行で借金を重ね、投資拡大の名の下に積み上げた基金は塩漬け――。コレの一体、どこが緊縮なのか、サッパリである。経済評論家の斎藤満氏が言う。
「日本の財政政策が高市さんの言う通り『行き過ぎた緊縮』なら、どうして物価が上がり続けているのでしょうか。4年連続で日銀の物価目標2%を上回っているのが現状ですし、拡張財政・赤字拡大型の需要追加政策を打ち出してきた結果でもある。積極財政の名の下、国民にカネをばらまく方便として『緊縮財政を断ち切る』と繰り返しているのではないか。ただでさえ放漫な財政状況に、高市さんが輪をかけようとしているから、財政悪化懸念が膨らみ長期金利が急騰したのです。今までが緊縮財政だと本気で考えているなら、経済通どころか経済シロウトと言わざるを得ません」
異次元の金融緩和と大規模な財政出動を柱としたアベノミクスについて、高市首相は昨年の臨時国会で「デフレではない状況をつくり出した」と評価する一方、「デフレを脱却したとは言えない」と強調。足元ではインフレが続いているのに「いまだデフレである」と言い張っていては、物価高も収まらない。


















