「東京チカラめし」はなぜ消えた? 一時130店舗から国内わずか2拠点に…焼き牛丼チェーンの栄枯盛衰
同社は14年4月、米国産牛肉などの主要食材の高騰や、コンビニエンスストアなど業種を超えた競争の激化、消費税増税による収益力低下の見通しなどを説明。東京チカラめし88店舗のうち68店舗を他社へ譲渡すると発表した。
譲渡対象事業の13年6月期の売上高は34億4100万円。残る20店舗についても、業態の再編を含めた見直しを進める方針を示した。店舗数は、その後も減り続けた。23年11月には千葉県の新鎌ヶ谷店が閉店し、国内店舗は大阪日本橋店だけになった。
同じ牛丼業界では、すき家も店舗網を急拡大していた。すき家の公式沿革によると、1993年7月に100店舗を達成し、2008年4月には1000店舗を突破。08年9月には牛丼業界で店舗数第1位となった。
ただし、東京チカラめしが店舗を縮小した14年には、すき家でも深夜の1人勤務(ワンオペ)を解消するため、営業体制の見直しが進んだ。同年10月1日時点で1981店舗を展開していたが、24時間型で営業中の1843店舗のうち1167店舗で、当面の深夜営業を一時休止することになった。
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