参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

公開日: 更新日:

 神谷代表は「(共産主義者が)戦前に政府の中枢にスパイを送り込んで、日本がロシアや中国、アメリカと戦争をするように仕向けていった。そういう事実もありますよね。教科書に書いてないけど」と、史実に基づいているとは言い難いトンデモ歴史観も披露した。

 神谷代表は13日、自身のXに「私が治安維持法に賛同していると拡散されている方がいますが、明らかなウソ」と投稿。しかし、共産主義者への憎悪ムキ出しで「法律が作られる背景には、彼らの過激な運動があったことが否定できない」とも記している。

 血塗られた歴史を直視しない代表が率いる政党の躍進は危険だ。

  ◇  ◇  ◇

 マスコミ各社の世論調査によると、比例代表の投票先で3位に浮上した参政党。だが、かつて国民食のコメ生産に汗する農家の足を引っ張った「黒歴史」が…。●関連記事【もっと読む】『参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去』で詳報している。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」