中道リベラルの立憲×公明“電撃タッグ” 次期衆院選で自民候補46人が落選危機

公開日: 更新日:

政権幹部、大物議員も危ない

 そこで日刊ゲンダイは、一昨年秋の前回衆院選で、次点の候補に2万票以内で辛勝した自民議員をピックアップした。その結果、公明票を失うことで落選危機に陥る議員は、なんと46人に上った。現状で自民衆院議員は196人おり、およそ4分の1にあたる。

 その中には高市政権を中枢で支える議員も含まれている。現職大臣の黄川田仁志地方創生相は、次点と1万票差だった。古屋圭司選対委員長も、1万5000票差。選挙全体の舵を取る古屋自身が落選しようものなら、赤っ恥もいいところだ。

 大物議員も危ない。裏金事件での処分で前回選挙は非公認だった西村康稔元経産相は公明の推薦を得たものの、次点と1万8000票差だった。同じく裏金事件で非公認ながら公明推薦の松野博一元官房長官は、3000票差まで迫られた。選挙巧者として知られる2人も、公明票がないと厳しい。

 さらに「コメを買ったことがない」発言で大炎上し大臣を辞任した江藤拓元農相も、当選8回目ながらおよそ1万3000票差だった。安倍晋三元首相の甥、岸信千世議員はわずか1700票差。苦しい戦いになることは決定的だ。

 高い支持率をキープする高市首相は、いま解散すれば大勝できると計算しているのだろうが、果たして公明票を失った自民党は勝てるのだろうか。

  ◇  ◇  ◇

 高い内閣支持率頼みで解散を目論む高市首相だが、選挙が楽勝とは限らない。関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    高市早苗が「2025年のバカ」第1位!不名誉トップ10に麻生太郎、“ウンコにタカる銀蠅議員”らがランクイン

  3. 3

    高市首相に“もう1つの爆弾”「副首都法案」炸裂の可能性 会期延長なら疑惑追及&身内疲弊のWパンチ

  4. 4

    ベタ折れで肝いり法案断念の維新 吉村代表と馬場前代表にミゾで「国会組」vs「大阪組」のバトル勃発

  5. 5

    国会嫌い高市首相「2つの疑惑」からの逃げ切りも画策…逆ギレから3週間、「秘書陳述書」提出の動きなし

  1. 6

    高市首相2カ月ぶり党首討論「嘘と居直り」のデタラメ60分…国民民主に猫なで声、公明には高圧

  2. 7

    “スジ悪”すぎる副首都法案のボロが露呈…国会審議で維新の「大阪ありき」に集中砲火

  3. 8

    れいわ新選組・山本太郎前代表 驚愕の「149kmスピード違反」現場は地元では有名な“魔の道路”だった!

  4. 9

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  5. 10

    もはや「遅すぎる」飲食料品の消費税減税…異論噴出と政局化で国民会議は空中分解

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  2. 2

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  3. 3

    関根勤「枕営業」証言の衝撃…マリエ『すべてはつながっています』発言の真意

  4. 4

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  5. 5

    高市早苗が「2025年のバカ」第1位!不名誉トップ10に麻生太郎、“ウンコにタカる銀蠅議員”らがランクイン

  1. 6

    ビートルズよりもストーンズよりもすごいバンド、ラトルズ!

  2. 7

    高市首相2カ月ぶり党首討論「嘘と居直り」のデタラメ60分…国民民主に猫なで声、公明には高圧

  3. 8

    高市早苗氏が地元奈良でブチかました“敵前逃亡”…挙げ句に吐いた苦しすぎる“言い訳”

  4. 9

    ドジャース大谷翔平“満身創痍”の深刻度…本人が「ムリ」と判断し前半戦最終登板と球宴を回避

  5. 10

    シングル盤を寄せ集めたB面がマジカルで実に楽しい