目の肥えたファンも心配…楽天の日本一、最大の不安材料は星野監督

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<頭に血が上っている>

「一番の不安はやっぱり星野監督でしょうね」
 とは、野球ファンの吉川潮氏(作家)だ。

「試合を見ていてハラハラした楽天ファンも少なくないんじゃないか。則本の起用は結果的に勝利につながったが、藤田の交代の仕方や度重なる走塁ミスを見るにつけ、一体どういう指示をしているのかと思う。星野監督は冷静さに欠けるように見える。中日阪神時代の熱血漢に完全に戻ったね。ベンチでウロウロして大声を張り上げて、頭に完全に血が上っちゃってる。66歳にもなって、もうちょっと落ち着けよと言いたいね」

 星野監督は過去3度、日本シリーズを戦っているが、一度も日本一になっていない。
「6戦目はおそらく田中が先発するのだろう。でも、星野監督は昔から、後先考えないで投手を起用する悪いクセがある。『則本も美馬も総動員で』ということならまだしも、田中に『オマエに託した。マウンドで日本一の瞬間を』なんて言って、完投を指示をするようなら、危ないかなと思う。一度も日本一になっていないから、今回はどうしてもと思っているだろう。それが焦りにつながって、ヘボな一手を打たなきゃいいけれどね。詰め将棋でも、追い込むまで追い込んで、最後の詰めが甘いというのがよくありますからね」(前出の吉川氏)

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