目の肥えたファンも心配…楽天の日本一、最大の不安材料は星野監督

公開日: 更新日:

<頭に血が上っている>

「一番の不安はやっぱり星野監督でしょうね」
 とは、野球ファンの吉川潮氏(作家)だ。

「試合を見ていてハラハラした楽天ファンも少なくないんじゃないか。則本の起用は結果的に勝利につながったが、藤田の交代の仕方や度重なる走塁ミスを見るにつけ、一体どういう指示をしているのかと思う。星野監督は冷静さに欠けるように見える。中日阪神時代の熱血漢に完全に戻ったね。ベンチでウロウロして大声を張り上げて、頭に完全に血が上っちゃってる。66歳にもなって、もうちょっと落ち着けよと言いたいね」

 星野監督は過去3度、日本シリーズを戦っているが、一度も日本一になっていない。
「6戦目はおそらく田中が先発するのだろう。でも、星野監督は昔から、後先考えないで投手を起用する悪いクセがある。『則本も美馬も総動員で』ということならまだしも、田中に『オマエに託した。マウンドで日本一の瞬間を』なんて言って、完投を指示をするようなら、危ないかなと思う。一度も日本一になっていないから、今回はどうしてもと思っているだろう。それが焦りにつながって、ヘボな一手を打たなきゃいいけれどね。詰め将棋でも、追い込むまで追い込んで、最後の詰めが甘いというのがよくありますからね」(前出の吉川氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因