■原監督も冷や汗
チーム内ではインフルエンザも猛威を振るっている。2月1日の岡崎二軍監督に始まり、小山、宮国、大田、高木京、河野ときて、この日、新たに田原誠もインフルと診断され、感染者は計7人。最近1週間で5人がダウンする緊急事態となっている。
そこへ今度は村田だ。阿部が万全ではないだけに、4番を張る村田の好調が原監督の“精神安定剤”だった。診断結果は「裂傷」で骨に異常はなかったものの、バットを握る指だけに、打撃に狂いが生じる可能性はある。
他球団がビビる阿部と村田の中軸2人が手負いの状態なら、巨人打線の破壊力は半減どころではない。