巨人ドラ1捕手・小林 リード以上に球団が期待する“役割”

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 巨人のドラ1捕手、小林誠司(25)が連敗ストップに貢献した。

 昨27日の中日戦でスタメン出場。初回に好ブロックで大島の生還を阻止すると、先発の大竹を好リード。打っては五回に中前打を放ち、そこからの3連打で先制のホームを踏んだ。接戦を制し、同一カード3連敗を免れた原監督は「変化球に頼らないで彼の良さが出ていた」と大竹の投球を絶賛。「小林のリード? そういうのも手伝ったと思う。2人の呼吸という点で結果的に攻撃性のある投球をした」と新人捕手にも及第点を与えた。

 この日は母校の広陵高が、今春のセンバツに出場した広島新庄を2―1で下し、甲子園出場を決めた。プロ球界に多くのOBを輩出している強豪校だが、夏は4年ぶり。巨人では西村が先輩にあたる。3月のオープン戦頃から、西村や他球団のOBを含めた“広陵会”に顔を出して親交を温めている小林に、球団がリード以上に期待していることがある。今秋のドラフトで注目の“後輩”が巨人に指名される可能性があるのだ。

■自慢の鉄砲肩で若手投手からも支持

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