4年前と酷似 オープン戦9試合HRゼロの巨人に不吉な兆候

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■リーグ3位に終わった4年前

 オープン戦でなかなか本塁打が出ず、マスコミに騒がれた年があった。飛ばないとされる統一球元年、4年前の11年である。いら立った原監督が「もっと大きく振っていけよ」とナインにゲキを飛ばす事態となり、オープン戦9試合目でやっと長野が一発を放った。しかし、貧打はそのままシーズンに持ち越され、終わってみればチーム打率は.266→243、得点は711→471、本塁打も226→108と前年から大暴落。不動の4番だったラミレスが外れることが多くなり、途中から阿部、長野、高橋由らが代わる代わる4番を務めた。原監督が組んだ打順は、113通りだった昨年並みの108通り。バタバタしたチームはリーグ3位に沈み、2年連続のV逸となった。さるチーム関係者が言う。

「11年は震災の影響で開幕が遅れ、打線が統一球に四苦八苦した。3位で進んだCSもあっさり敗退。原監督は終戦後、『戦力が足りなかった』と漏らした。オフにFAで杉内と村田を補強。チームの強化が育成から補強に逆戻りした契機となった年でもある。清武の乱が勃発するなど、原監督にとっては振り返りたくもない年でしょう」

 その11年に酷似するこれまでの貧打地獄。9試合目でもまだ一発が飛び出さない今季の方が、あるいは深刻かもしれない。原監督は打線の核が定まらない現状に、イヤな汗をかき始めているかもしれない。

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