ベイ快進撃の陰に川村投手コーチ 権藤氏が「知性ある」と評価

公開日: 更新日:

■尊重する中畑監督にも度量がある

 そう推察するのは、彼が球界きってのインテリジェンスの持ち主だからである。神奈川県内有数の進学校である県立厚木高から、一般受験で立教大に進学。日本石油を経てドラフト1位で横浜に入団してきた97年、私はバッテリーチーフコーチだった。しなやかなフォームから繰り出す、きれいな回転の伸びのあるストレートに一目惚れしたのはもちろん、1年目から横浜投手陣の中心になれると思ったのはやはり、クレバーさが際立っていたからだ。

 私の監督初年度には、入団2年目の川村を開幕投手に抜擢した。実績なら三浦大輔、経験なら野村弘樹(現評論家)もいた。前年は3人揃って10勝。みなに開幕投手の資格はあったが、川村抜擢の理由を当時の担当記者に聞かれて、私は「アイツにはインテリジェンスがある」と即答したものだ。

 真面目で視野が広く、少々のことではジタバタしない。抑えて淡々、打たれてニヒルな笑みすら浮かべる姿は、ベンチで見ていて頼もしかった。そうした自分の振る舞いが相手に重圧を、味方に安心感を与えることが分かっていたのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子アナがフジとTBSではなく日テレを選んだワケ 今週からついに新報道番組に登場

  2. 2

    小室圭さん家族3人ショットを「ニューヨーク・ポスト」が報道 1億円以上の新居から居住先、子供の性別まで赤裸々に…

  3. 3

    高市首相に浮上する「サミット花道論」地方選で連敗、就任半年で激ヤセ&ふらふら…“辞めろデモ”も拡大

  4. 4

    小室圭さん&眞子さんの「第1子の性別」を特定 NYポスト紙報道の波紋と今後憂慮すべきこと

  5. 5

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  1. 6

    ビートルズの“最脱力アルバム”の中でも脱力度の高い4曲を一気に

  2. 7

    萩本欽一(5)「親父はカメラ屋、母親はご飯も炊けない四国のお姫さまだった」

  3. 8

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 9

    司忍、高山清司コンビによる「名門ヤクザ」コレクション

  5. 10

    阪神・立石正広は“走り方”にさえ問題あり 3度目の故障を招いた根本原因を専門家が指摘