日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
松崎菊也
著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

屋根がなけりゃ「臭いものにフタ」もできねえってか

 国立競技場は新宿区霞ケ丘町に立地する。正式には「国立霞ケ丘陸上競技場」と呼ぶそうだ。文科省の外郭団体、独立行政法人・日本スポーツ振興センター(通称JSC)が管理運営する。ラグビーW杯と東京五輪のために建て替えるとして、中東のおんな建築家の考えた巨大亀の子タワシのような形のデザインを採用し、景観をぶち壊すとさんざん叩かれても無視し続けて、ついには当初の予算をはるかにオーバーするに至って、とうとう下村文科大臣が都知事の舛添要一に泣きついた。

「屋根を付けるのがオリンピックに間に合わん。予算も足らなくなるので東京で500億円用意してくれんかしらん?」

 ただでさえ、もともと吊り上がってる目をさらに吊り上げた。

「冗談じゃない!」

「まあまあ、そう目を吊り上げないで」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事