WRもスルスル上昇 片山晋呉がマスターズ出場に現実味

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ゴルフ日本シリーズJTカップ】

 片山晋呉(42)が出だしから3連続バーディーを奪って勢いに乗ると、6番パー5で4つ目のバーディーパットを沈めてハーフターン。

 折り返して17番パー5では2オンに成功するとイーグルを決めてボギーなしの64で回り、6アンダー単独トップに立った。

 片山は4日間首位を守りぬけば、来年のメジャー初戦マスターズ出場のチャンスがぐんと近づく。勝てば世界ランク(WR)加算の17ポイントを獲得。現在WR66位の片山は、一気にマスターズ出場資格の50位内に飛び込む可能性が出てきたからだ。

「米ツアーは12月に試合がなく、海外はすでにビッグ大会が終わり外国選手の高いポイント上積みがありません。だから今大会で片山がWR50位内に飛び込めば、おそらくマスターズに出場できるでしょう」(ゴルフ記者)

 かつて日本ツアーからは莫大なテレビ放映権料の“見返り”として賞金王がマスターズ委員会から招待される慣例があった。日本人選手が試合に出なければテレビが注目されないという配慮からだ。

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