野村敏京は3オーバー 「メジャー制覇」の意気込み空回り
【全米女子プロ選手権】
米ツアー2勝。先週も2位に入るなど、ここまで14試合でトップ10入り4回、賞金ランク3位と勢いに乗る野村敏京(23)。
「メジャー制覇は今年の目標」と意気込む。
10番スタートからパープレーを続けたが、15番でボギーを叩くと、続く16番パー4で第1打を右に曲げて木に当ててしまう。ボールは大きく跳ね返って、ファーストカットに落ちるツキもあったが、2打目も木に当て、結局、このホールはダブルボギー。
アウトに入って1番、7番でバーディーを奪うも、8番パー4でまたもボギー。2打目が左ガードバンカーにつかまると、アプローチはピンを4メートルオーバー。これが決まらない。上がり9番パー3もボギー、3オーバーでホールアウトした。
「悔しいですね。16番のダブルボギーが痛かった。そこから難しくなってしまった。思っていたよりもボギーが多くなった。明日は気持ちを切り替えていきたい」(野村)
タフな会場でスコアを伸ばせないようでは、五輪でも期待できない。