レッズ戦はDH出場 打者・大谷のノルマは2割8分&HR15発

公開日: 更新日:

■打線で脆弱な投手陣をカバー

「投手中心とはいっても大谷の打撃は戦力としてアテにされています。野手全員が昨年並みの数字を残す保証はどこにもないわけですから」と、アメリカ野球愛好会副代表の鈴村裕輔氏がこう言った。

「打席数は少ないでしょうけど、首脳陣とすれば2割8分、15本塁打は欲しいでしょう。2割5分ではうまみがない。長打が出なくても、ある程度は率を残す必要があります。各チームとの対戦が2巡目に入る6月くらいから本格的に対策を立ててくる相手投手を、いかにして攻略するかがカギになる。本塁打に関しては1年目の井口(現ロッテ監督)の15本が目安ではないか。メジャーのトップクラスの高卒選手は4年程度でメジャーに昇格する。23歳でメジャー挑戦した大谷と、ちょうど同じようなタイミングです。彼らには、それくらいの数字が期待されますから」

 大谷はここ2年、日本で3割2分以上の打率を残し、一昨年は22本塁打を放った。それと同等とはいわないまでも、打者としてもかなりのノルマをクリアする必要がある。

 その大谷は9日(同10日)に3度目の実戦マウンドに上がることが決まった。4日にソーシア監督が明らかにしたところによれば、アリゾナ州メサでのカブスとのオープン戦か、メキシカンリーグ球団との練習試合になるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"