瀬戸大也2冠達成 “元王者”萩野が東京五輪の最大ライバルに

公開日: 更新日:

 東京五輪の前哨戦で結果を残した。

 28日に閉幕した競泳の世界選手権(韓国・光州)。日本男子のエース格である瀬戸大也(25)が得意の個人メドレー(200メートル、400メートル)で2冠を達成。金メダルで内定する東京五輪の出場権を勝ち取った。

 今大会は200メートルバタフライ銀と合わせて3個のメダルを獲得。自国開催での五輪に向けて弾みを付けた瀬戸は「頑張れば努力は報われると思った。来年にしっかりとつなげたい」と話したが、安閑としていられない。

 自他ともに認める最大のライバルが復帰するからだ。不調で休養していたリオ五輪メダリスト(400メートル金、200メートル銀)の萩野公介(24)だ。すでに練習を再開しており、6月上旬に「複数種目で金メダル獲得を心に決めてやっていく」と気持ちを新たに五輪での表彰台に狙いを定めている。

 萩野は早ければ8月上旬のW杯東京大会か、9月中旬の茨城国体で復帰初戦を迎える見込みだ。

 瀬戸は「公介(萩野)がいない間に差をつけておきたい」と話したこともあるが、来年の本番ではライバルの猛追を受けそうだ。

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