巨人は今村好投も中川打たれ…病み上がり菅野の負担減らず

公開日: 更新日:

「今のローテは今村と戸郷以外は、どこかを痛めているか、不安がある投手ばかり。サンチェスは右肩、高橋は前回登板で左脚に違和感を訴え、メルセデスは左肘の手術明け。菅野も右肘に不安を抱えている。それでも、宮本コーチは『中4日、中5日ということも出てくる。とにかくいい投手をつぎ込んでいく』と号令をかけた。だから、今村がローテに戻らないと大変なことになる」

 原監督はかねて、前半戦の最終戦となる来月14日のヤクルト戦を一区切りにし、ラストスパートをかけるとしている。

「先発だけじゃなく、抑えのデラロサが離脱しているリリーフ陣も苦しい。首脳陣は明らかに登板過多になっている中川、高梨らリリーフ陣の負担軽減に頭を悩ませている。この日は案の定、中川が八回に4安打を集中されて3失点。リリーフ陣が不安なのに、今村までダメだったら、間もなく契約を結ぶ見込みの山口俊の加入を待つしかないところでした。できれば“病み上がり”の菅野に中4日や中5日を強要したくありませんから」(前出の関係者)

 今村は良くても、絶対的セットアッパーの中川がやられた。いずれ菅野にも、しわ寄せがきそうである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情