久保は虎視眈々、堂安は短命か…日本代表9月遠征「背番号10」は三笘薫で決まりか?

公開日: 更新日:

 現代表でアディダスと契約している選手といえば、スペイン1部でソシエダを今季4位に引き上げた功労者であるMF久保建英(22)。代表の中では知名度も高く、本人も「代表で10番を付けたい」と公言してきた。それが堂安に決まってしまい、6月シリーズで20番を付けた久保は「10番がムリだった。他の番号だったら何でもいいし、誰も付けなさそうな20でいいと思った」と周囲に不満タラタラだった。

 ともあれ「堂安の背番号10は短命に終わる可能性大。9月に森保ジャパンが欧州に遠征してドイツ代表とトルコ代表と対戦する。この2連戦はナイキと契約しているとはいえ、代表でダントツ人気を誇る三笘薫(26)に背番号10が託されることになりそうです」とサッカー関係者が続ける。

「アディダス側からすると久保に背番号10が渡された場合、契約金見直しなど久保サイドとのドタバタが予想され、それを回避したい側面もあると見ている。JFAも、最も人気のある攻撃系の選手に背番号10を付けてもらうという認識で一致している。適役は三笘しか考えられない」

 三笘は28日、航空大手のANAとのスポンサー契約の発表会見に出席した。ANAは、JFAとメジャーパートナー契約を結んでおり、いち選手との個別スポンサー契約は異例のこと。これだけでもJFAが三笘を特別扱いしていることが分かる。背番号10は三笘が付けて一件落着か──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々