花巻東・佐々木麟太郎は甲子園で12打数6安打、打率5割でも「日本代表落選危機」のなぜ?

公開日: 更新日:

U18指揮官は徹底した勝利至上主義

 U18の指揮を執るのは明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督。1992年の夏の甲子園で松井秀喜を5打席連続で敬遠したように、徹底した勝利至上主義者だ。昨年の2022年大会で19年の5位を上回る3位で銅メダルを獲得できたのは馬淵監督だからこそとみる向きが多い。

「馬淵監督はとにかく勝利にこだわる人。注目度やネームバリューより何より、勝つために必要な選手が欲しい。例えば明徳では、守れない走れない野手はまず、メンバーに入れませんから。佐々木のメンバー入りの可能性は低いと思いますよ」とは地元・高知のマスコミ関係者だ。

 U18日本代表は今月28日の大学日本代表との壮行試合を経て、31日から9月10日まで台湾でW杯を戦う。

 代表メンバーは23日の決勝戦後にも発表される予定だ。

「今回、49校がすべて出揃った後、甲子園で1回目のメンバー選考会議が行われています。選手を選ぶのは7、8人でしょうか。高校球界だけでなく、大学や社会人の関係者も入れて、さまざまな角度から検討するそうで、1回目の会議では麟太郎の打撃が思ったほどではないという声が多かったと聞きました」(前出のアマチュア担当記者)

 佐々木は184センチ、113キロ。明らかに太っている。だから走れない守れないということはないものの、「今のままの守備、走塁では、とてもじゃないがプロでは通用しない」と、12球団のスカウトは口を揃える。

 もちろん、佐々木も自身の欠点については承知している。体を絞り、体重を落とさなければいけないことを分かっていながら、食欲には勝てない。箸が止まらないというのだ。

■好角家は「「ユニホームよりまわしが似合うかも」

 太っていて、守れないし走れない。それでいながら、食べることはやめられない。野球ではマイナスの部分はしかし、競技が異なればプラスに転じるのではないか。

 例えば大相撲だ。角界ならば113キロなんて軽量も軽量。むしろ、この程度では「もっと食ってデカくなれ!」と尻を叩かれるくらいだ。

 好角家の松崎菊也氏(戯作者)は「ユニホームよりまわしが似合うかもしれませんね」と、こう続ける。

「今の時代、『バッティングだけ』という野球選手は難しいでしょう。西武のおかわりくんこと中村も太っちょ体形だが、足は速く守備もうまいですからね。佐々木が本当に食欲を抑えられないのならば、大相撲に進むのもありだと思います。そこらの肥満児よりははるかに身体能力に優れているし、あと50~60キロくらいは増やしても問題ない。岩手県出身の横綱は大正、昭和初期にかけての宮城山がいますが、2人目を目指してもいいでしょう。四股名も本名と母校をかけた『花麟山』とかを名乗れば、大谷が化粧まわしをプレゼントしてくれるかもしれない」

 確かに、大銀杏も似合いそうだが。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から