女子卓球・伊藤美誠「私はリザーブに向かない」の真意 パリ五輪代表落選も補欠筆頭候補だが…

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「この2人は当時、五輪代表に選ばれたことはなく、補欠の悔しさをバネに次の代表になった。伊藤は違う。リオの団体では大会史上最年少(15歳300日)で銅メダルを獲得。東京五輪では日本のエースとしてシングルス銅、団体銀。混合ダブルスでは中国ペアを破って、日本卓球界悲願の金メダルを手にした。渡辺代表監督が団体代表を発表したとき、伊藤のことを『日本の卓球界の宝』と言ったが、伊藤自身も五輪で金を含む4つのメダルを取ったプライドがある。パリで代表選手の練習相手や球拾いはさすがにできないでしょう。渡辺監督は5月か6月に補欠を決めると言った。早いうちに辞退の意思を表明することで、補欠選考の混乱を避ける意味もあったのではないか」

 28年ロス五輪で元エースの「復活」はあるか。

  ◇  ◇  ◇

●関連リンク【もっと読む】…では、伊藤が周囲から囁かれている「引退説」について詳しく報じている。

「大魔王」の異名を持ち、あの中国からも恐れられていた伊藤がなぜ転落したのかを徹底解説した●関連記事【さらに読む】…も合わせて必読だ。

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