カブス今永昇太「すごく光栄」 日本人選手のメジャー1年目での球宴選出は史上9人目

公開日: 更新日:

 米大リーグ機構は日本時間8日、オールスター(17日=テキサス州アーリントン)に出場するア、ナ両リーグの投手と控え野手を発表。ナ・リーグの投手のひとりにカブス・今永昇太(30)が選ばれた。日本人選手によるメジャー1年目での球宴選出は昨年の千賀滉大(31=メッツ)に続いて9人目。

 今永はここまで16試合に登板し、7勝2敗、防御率3.16。開幕から好投を続け、6月中旬まで防御率1点台とルーキーながらエース級の働きを見せた。投手陣を牽引したが、6月22日のメッツ戦で移籍後自己ワーストの10失点と炎上してからは3試合連続で勝ち星から遠ざかっている。ローテ通りなら10日のオリオールズ戦が前半戦最後の登板となる。球宴本番には中6日と休養十分でマウンドに上がる可能性もある。

 エンゼルス戦後、報道陣に対応した今永は「『もしかしたら選ばれるかもしれない』というのが頭の片隅にあった。選ばれてものすごく光栄」と話した。

 ドジャースからはすでにナ・リーグDH部門ファン投票で選出されている大谷のほか、先発右腕グラスノー、野手ではスミス、ベッツ、フリーマン、ヘルナンデスの5人が名を連ねた。

  ◇  ◇  ◇

 今永の敵は相手チームだけではない。“身内”が足を引っ張っているのだ。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  1. 6

    「エンゼルス佐々木朗希」誕生へ…菊池雄星との大型契約&異例の早期決着で獲得に布石

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    補強?育成?ソフトBまさかの日本シリーズ惨敗で大混乱…物議を醸した《支配下7人クビ》のひずみ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    泉房穂氏は斎藤元彦知事に謝罪後「テレビから消えた」騒動が…"物言う"コメンテーターの現在地

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  5. 5

    斎藤元彦知事の“疑惑”長期化で「オールドメディア対SNS」も第二幕へ…ホリエモンの苦言にSNSも賛同

  1. 6

    元不倫相手の孤独死で…桂文枝「人間国宝」認定は絶望的に

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    斎藤元彦知事は“無双”から絶体絶命に…公選法違反疑惑で刑事告発した上脇教授と郷原弁護士に聞いた

  4. 9

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 10

    パワハラ騒動で楽天退団 安楽智大の去就どうなる? 兄貴分・田中将大の自由契約で話題沸騰中