長嶋茂雄と連れ立って石原裕次郎さんのお家で朝まで豪遊した顛末 試合は雨天中止と思ったのに…

公開日: 更新日:

「おお、任しとけ!」

 胸をたたいて延々飲み続け、ビールを2ダースにジョニ赤のボトルを2本空けた。意識を失い、目が覚めたらそこは石原邸のトイレの中だった。

 大変だったのは、その翌日だ。てっきり中止と思っていたら、カラリと晴れ上がっている。先発の予定だった私は、はれぼったい顔のまま慌てて後楽園へ飛んで行った。

 すぐに、監督の水原茂さんに見とがめられた。

「昨夜どこへ行った!」

 まさに鬼のような形相である。水原さんはこのころ、長嶋や私が芸能人たちとの付き合いにかまけていることを苦々しく思っていた。観念して、正直に前夜のことを打ち明けた。水原さんの目がさらにつり上がった。

「バカ者! 役者なんぞと付き合うな! 芸能人とは交際禁止だ!」

 この年を限りに、水原さんは巨人監督の座から退く。毎年、読売新聞社の社長室に持参していた辞表が、ついに正力松太郎翁に受け取られる時がきた。そして、あの川上哲治さんが監督となる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  2. 2

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  3. 3

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  4. 4

    小泉防衛相が大炎上! 自民党大会での自衛官の国家斉唱めぐり言い訳連発、部下に責任転嫁までするツラの皮

  5. 5

    「練馬ショック」に自民党は呆然自失…高市首相で東京の首長選2連敗の大打撃

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    木下グループにアスリート殺到 「社長自腹4000万円」だけじゃない驚きのサポート体制

  3. 8

    米イ対立に出口見えず…トランプ大統領“ホルムズ逆封鎖”で「住宅クライシス」が日本に忍び寄る

  4. 9

    和久田麻由子アナがフリー転身 NHK出身者に立ちはだかる“民放の壁”と参考にすべき「母校の先輩」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋