国内女子「中堅クラス」の不甲斐なさ…トップ5の4人が消えプロ1、2年生の時代がやってくる
「ツアー経験の浅い選手が続けて勝つのは、彼女たちの実力以外にも要因がある。例えば、2週前に2勝目を挙げた5年目の佐久間朱莉(22)はポイントランクトップに立っていながら、2週連続予選落ちです。2日目まで首位にいた宮田成華(27)は単年登録選手としてツアーに初参戦から9年目のベテランだが、3位タイに終わってプロ初勝利に届かなかった。昨年のメルセデスランクトップ5の4人、つまり竹田麗央(22)、山下美夢有(23)、岩井明愛、千怜がいなくなったことで、多くの選手に勝つチャンスが出てきたわけですが、1、2年生が目立つということは、中堅クラスがだらしないとも言えるのです」
ツアーの勢力図が変わりニューフェースが勢いづく。
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ところで女子ゴルフといえば世間を騒がせた件の下半身スキャンダルをきっかけに、協会の杜撰なガバナンス体制が露呈。「身内びいき」や「責任放棄」といった驚愕の実態が次々と明るみに出て、物議を醸している。いったい協会内では何が起きているのか。その呆れる現状とは。
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