巨人・田中将大に桑田二軍監督は太鼓判も…「あと2勝プラン」に迫るタイムリミット
「早く200勝を」が合言葉
「阿部監督は交流戦明けの1週間は現在のローテを継続すると明言したが、7月に入れば先発のチャンスはあるのではないか。一軍は得点力不足にあえいでいるから、大量援護は期待できないが、周囲の反対を振り切って、阿部監督の強い希望で楽天から獲得した経緯がある。『とにかく早く200勝を達成させたい』が合言葉ですから」
4連敗中の巨人はこの日、パ・リーグ首位の日本ハムと対戦。先発・西舘の好投と丸の決勝適時打で競り勝ち、1日で借金を完済した。とはいえ、この日の得点もわずか2。交流戦打率.226の貧打は相変わらずで、交流戦は下から2番目の11位である。
「7月1週目から23日の球宴まで3週間あるので、阿部監督は田中将に、なんとかそれまでに2勝してもらい、勝負の後半戦は記録に縛られることなく、すっきりした状態で戦いたい。投手コーチは田中将の相性がいいチーム、相性がいい球場を調べています。阿部監督から与えられたノルマは、3週間で2勝です」(前出の巨人OB)
田中将は今季3試合で1勝1敗、防御率9.00。一軍での最後の2試合は、6、3失点と炎上を重ねた。桑田二軍監督が言った「一軍でも十分に貢献できる」は本当かーー。答えはもうすぐ分かる。
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ところで、阿部監督は田中にだけにはとことん甘い。実はこの“特別扱い”、田中の獲得が阿部監督主導で進められたこととも無関係ではないという。いったいどういうことか。いま、何が起きているのか。
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