能登半島地震の被災地を訪れ愕然、生々しい現場に言葉を失い、被災者の本当の苦労が初めてわかった
当時の話を聞いているとこのまま帰るわけにはいかないと思い、「被災地を僕にも見せてください」と野田さんにお願いし、連れて行ってくれたのが写真の現場です。
国道249号を輪島方面に北上した途中の海岸です。見ての通り砂浜ですが、以前は海だったそうです。あの大地震で海底が隆起したのです。
信じられますか?
数千年に一度といわれる現象が昨年起きたのです。この海底隆起は4~5メートルの高さの所もあり、それによって持ち上げられた家もある。近隣住民は当初、地面が上がったなんて想像もできませんから、逆に海面が下がったと思ったそうです。
それにしても、デコボコの海底が突然現れ、漁船は海へ出ていくことができませんから漁師さんはお手上げです。おそらく元の状態に戻すことは不可能でしょう。この海底隆起は「80キロ以上の長さで続いている」と聞いて、言葉を失いました。
これまで能登半島の被害状況はテレビや新聞でも見てきましたが、生々しい現場を見た時、被災者のみなさんの本当のご苦労が初めてわかりました。読者のみなさん、能登の震災のことは忘れないで下さい。お願いします。
その後、新潟港へ向かい小樽まではフェリーで移動です。今週から4週間にわたって北海道。涼しければいいのですが。
女子は永嶋花音ちゃん、男子は大嶋宝君とコンビを組みます。北の大地で好成績を残せるよう一生懸命サポートするつもりです。