9月場所は若隆景、11月場所は安青錦にチャンスあり…相撲協会が待ち望む新大関待望ラッシュ
「9勝や10勝止まりなら難しいが、優勝かそれに匹敵する成績ならば可能性はあります。そもそも、前頭筆頭と小結は番付が1枚しか違わず、本場所で対戦する力士の顔ぶれもほぼ同じ。過去にも優勝絡みとはいえ、昇進例はある。栃ノ心は前頭3枚目で優勝すると、関脇で10勝、13勝して昇進。照ノ富士も最初に大関に上がった時は、起点の場所は前頭2枚目で8勝7敗。それでも翌場所は関脇で13勝すると、3場所目は12勝で自身初Vを達成してノルマをクリアした。そもそも、『番付は生き物』という言葉もあるように、柔軟というかケース・バイ・ケースなんです」(前出の親方)
相撲協会も新大関が欲しい。大関は現在、琴桜ただひとり。昨年11月場所で優勝したものの、今年1月は5勝10敗。その後は3場所連続で8勝7敗と不甲斐ない成績が続いている。今年に限れば、4場所で29勝31敗と負け越している。
年内に新大関が2人、最低でも1人は欲しいというのが協会のホンネだろう。
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ところで大相撲と言えば先月、元幕内力士の照強が「しょっぱい犯罪」で逮捕され、角界から失笑を買うこととなった。いったい何をやらかしたのか。現役時代の「呆れた評判」とはーー。
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