2215試合連続出場の故・衣笠祥雄さんが37歳にして初めて打率3割超をマークできたワケ

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 私が一軍のコーチになった84年から古葉竹識監督、86年からは阿南準郎監督に「ウチ、天候を気にしといてくれ」と言われ、天気予報をチェックするのが日課になった。

 キヌさんが打率.205と低迷し、スタメン落ちする試合が増えた86年以降は、特に注意が必要だった。

 もし五回終了時に雨天コールドゲームが成立してしまい、キヌさんが試合に出ていなかったら、記録が止まってしまう。試合が成立する前に代打で起用しなければならないからだ。

 70年から始まった記録は87年にルー・ゲーリッグ(ヤンキース)の持つ連続試合出場の世界記録2130を更新。2215試合連続出場で、この年限りで引退した。

 私の指導者人生は、うまくいったケースばかりではない。今でも心残りの教え子がいる。(つづく)

 ▽うちだ・じゅんぞう 1947年9月10日、静岡県生まれ。東海大一高から駒大。13年間の現役生活はヤクルト日本ハム広島で主に外野手としてプレー。計950試合出場で打率.252、25本塁打。82年に現役引退、翌83年に指導者に転身。広島、巨人で打撃コーチ、二軍監督などを歴任し、多くのタイトルホルダーを育てた。2019年限りで巡回打撃コーチだった巨人を退団。

  ◇  ◇  ◇

 当記事ページ下部の関連記事からは、内田順三氏による「巨人広島名伯楽の作る育てる生かす」の続きを読むことができる。その回では、「指導者として最大の後悔」という教え子について綴られている。プロ野球ファンは要チェックだ。

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