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永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

ラグビー日本代表に27年W杯以上の試練…地球縦断の新大会で問われる真価と山積する課題

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 すでにスケジュールも発表され、ジャパンは7月4日のイタリア戦を皮切りに、アイルランド、フランスの順に毎週土曜日にテストマッチを戦う。会場は未定だが、この3試合はホームゲーム扱いで、一部は国外で開催される可能性もある。

 11月にはヨーロッパに遠征してウェールズ、イングランド、スコットランドの順に戦い、最終週には、北半球の同じ順位のチームと順位決定戦を行う。

 南半球の強豪との対戦はないが、ウェールズを除いて北半球でジャパンにもっともランキングが近いイタリアは、今秋、9日にオーストラリアを26対19と破り、16日にも南アフリカにラスト10分まで16対20と食い下がっている(最終スコアは16対32)。勝ちを計算できる相手は皆無で、今から周到な準備を重ねても非常に厳しい戦いが予想される試練が、この大会なのである。

 ちなみに、大会は来年から隔年で28年、30年と行われ、ジャパンの参戦は30年まで保証されている。しかし、30年からは、下位に落ちれば13位から24位のチームで構成される2部との入替戦が待ち受ける。しっかりと結果を残さなければ、16年にサンウルブズを編成してスーパーラグビーに参戦しながら、チーム力を問われて21年以降の参戦継続を拒まれた、日本ラグビー界の“苦い失敗”を繰り返すことになりかねないのだ。

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