高校球界にまで侵食中 ドジャースが企てる日本球界の上澄み総ざらいプラン
29日発売の日刊スポーツによれば、ドジャースの関係者が横浜高校(神奈川)を訪問していたという。エースの織田翔希投手(2年)は154キロ右腕で、今秋ドラフト1位候補。日本のプロ野球だけでなく、メジャー球団のスカウトも注目する存在だ。織田が大谷や山本クラスになる本物の逸材なのか、ドジャースは見極めているのかもしれない。
ヤンキースは2006年に台湾球界出身の王建民が19勝してア・リーグの最多勝を獲得、その年の地区優勝に大きく貢献した。翌年も19勝してエースとして活躍すると、本気で中国進出を考えた。
当時の中国の人口は13億人超で世界トップ。これだけの人が住む国で野球を根付かせれば、王建民のような怪物が出てくるかもしれないとソロバンをはじいたという。「中国の13億人全員にティファニーがデザインしたヤンキースのNYマークの帽子をかぶせてやる」とフロント幹部は息まき、実際に中国人選手を獲得してマイナーで育てたものの、ものにならず、中国で野球を根付かせることはかなわなかった。
当時のヤンキースと手法は異なるとはいえ、ブランドを利用して戦力補強や商売を進めようというスタンスはドジャースも同じではないか。
公式FCの会員を増やして、日本中をドジャーブルーで染める。ドジャースのキャップをかぶった野球少年を増やし、その中から飛び出した、ほんのひと握りの逸材だけをかっさらって戦力強化に血道を上げながら、彼らを利用して商売につなげる。そうやってドジャースのファンをさらに拡大し、逸材の出てくる土壌を広げる。大谷や山本の活躍を好サイクルにつなげようというドジャースのもくろみは、果たして奏功するか――。


















