五輪マラソン代表選考に波乱の予感 大学生が実業団選手のライバルになる時代がやってきた

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 早大時代は箱根駅伝のスター選手で、大学時代にびわ湖毎日を走り、早大監督として大学駅伝3冠を取った渡辺康幸氏(住友電工陸上競技部監督)がその理由をこう語る。

箱根駅伝9度優勝の実績をつくった原晋監督は、箱根の成功をマラソンにつなげたい。有望選手には積極的にマラソンを走らせ、課題を見つけ、タイムを向上させてきました。その結果を見たライバル校の選手たちは、自分もフルマラソンを走りたい、走れるという前向きな気持ちになってきた。また、厚底シューズのおかげで脚にかかるダメージが少なく、多くの選手がマラソンにチャレンジできるようになってきたことも大きい」

 渡辺氏が続ける。

「単独競技のマラソンで好成績を出せば、箱根駅伝以上に大きく報道されるのでモチベーションが上がります。そこで結果を出せば自分の価値を高めて実業団に進めるし、プロランナーとして活躍している大迫(傑)君のように高額収入につながる道もある」

 箱根駅伝が日本のマラソンをダメにしたと言われて久しいが、大学生が時代を変えるかもしれない。

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