風俗嬢との「妊娠&中絶トラブル」でクビになったスラッガー

公開日: 更新日:

 このオフ、ひっそりとユニホームを脱いだ選手の話である。

 その選手、入団時には「将来の4番候補」と期待された。しかし、一軍と二軍を行ったり来たりするのが精いっぱい。中堅と呼ばれる年齢になった最近は、試合出場の機会すらめっきり減った。

 ストレスがたまっていたのだろう。そのはけ口を風俗に求めた。指名した好みの女性に自らの素性を明かし、「オレはプロ野球選手。だから、ほら、な、いいだろ? 野球選手なんだからさ」と訳の分からぬ理屈で強引に本番行為を迫り、避妊もせずに果てたものだから、当然のごとく“天罰”が下った。

 女性は妊娠。その事実を告げられるや、音信不通になって逃げ回る選手の態度に憤慨した店側と女性が弁護士に相談し、所属球団も知るところになった。中絶した女性に500万円の慰謝料を請求され、自宅に内容証明が届いて家庭は崩壊。夫人からは離婚訴訟を起こされた。

「妊娠トラブルになった直後、同じ店を訪れ別の女性を指名して遊ぼうとしたというんだから、つけるクスリがない。そこで店の責任者に問い詰められ、逃げるわけにはいかなくなった。同情の余地がありません」

 とは、事情を知るチーム関係者。将来の4番候補は、後ろ指をさされながらチームを去ることになった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因