「『即判断』する人は、なぜ成功するのか?」小関尚紀著
ビジネスマンは1日に平均70回、1カ月で2000回以上の決断を迫られるという。その1回でも選択を誤ると、ダメ社員の烙印を押されたりする。そのため、時間をかけて結論を出そうとする傾向は強いが、著者は「迫られたら、すぐに判断が重要」と解く。素早い意思決定は判断力や行動力を鍛えるし、たとえ間違ったとしても修正する時間を残すこともできるからだ。
実際、成功している人たちは即決が得意という。彼らは、すぐに最適な選択をする思考法を身に付けている。それを習得するための4つの方法を紹介したのが本書。迷える人たちは悩む時間が減り、生産性を向上させられるはずだ。(サンマーク出版 1400円+税)