「人類を変えた素晴らしき10の材料」マーク・ミーオドヴニク著 松井信彦訳

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 著者が大学院生のころ、映画を見に行ったら、「なんで近ごろの菓子はみんなプラスチック袋入りで売られている?」と男がぼやいていた。それは違う。あらゆる材料のなかでいちばん映画館に存在する権利があるのはプラスチックなのだ。実はプラスチックは、ビリヤードのボールが象牙で作られていたころ、象牙が高騰したため、象牙に代わる材料を発明した者に1万ドルの賞金が供されたことがきっかけで生まれた。映画のフィルムもこの軟らかくて透明な材料でできているのだ。

 他に、ローマ人が水道橋や船を造る材料となった鉄と鋼鉄などの材料を、ロンドン大学「材料と社会」学部の教授が紹介。(インターシフト 2100円+税)


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