「パイルドライバー」長崎尚志氏

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「実を言うと、最初はあらゆる場面の描写を細かくし過ぎて、若い担当編集者に怒られました(笑い)。漫画原作の世界ではベテランと呼ばれる年齢ですから、あまり意見を言われることもなくなっていました。しかし、小説家としては新人の気持ちなので、怒られるのもとても新鮮なんです」

 今後も中戸川と久井のコンビを描いていきたいという著者。警察小説好きにこそ読んでほしい作品だ。(KADOKAWA 1600円+税)

▽ながさき・たかし 1956年生まれ。出版社勤務時代からさまざまな漫画作品の編集を担当。その後フリーの原作・編集者となる。漫画原作・脚本に「MASTER キートン」「クロコーチ」など。10年「アルタンタハー 東方見聞録奇譚」で小説家デビュー。著書に「闇の伴走者」「黄泉眠る森」など。

【連載】著者インタビュー

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