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「われら」エヴゲーニイ・ザミャーチン著 小笠原豊樹訳

 1927年に発表されたロシア人作家によるデストピア小説の名作。

 1000年前の「二百年戦争」によって<単一国>が地球を屈服。<慈愛の人>が導く社会は、「緑の壁」によって遮断され、すべての国家要員は、同じ服を着て、同じ時間に起きて同じ時間に寝る生活を送るよう管理されている。

 数学者でD503号と呼ばれる「私」は、間もなく宇宙に向かう「積分号」の建造に技師として従事している。単一国ではセックスも管理され、国家が許可した相手と、「性の日」と指定された日のわずか15分間で行わなければならない。そんな日々に何も疑問を抱くことなく過ごしていた私の生活が、I330号という女性と出会ってから、少しずつ狂い始める。(集英社 760円+税)


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