「虎の宴」リリー・ライト著、真崎義博訳

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 盗掘屋マドックスは、メキシコの山中でアステカ帝国最後の皇帝モンテスマのデスマスクを掘り出す。麻薬王のレイエスに不当に買い叩かれ、納得できないマドックスは、レイエスの保管庫からマスクを持ち出す。

 一方、ニューヨークに住むアナが婚約者の浮気に傷つき実家を訪ねると、父親のラムジーも落ち込んでいた。メキシコのマスクの収集家であるラムジーはコレクションを美術館に売却するつもりだったが、贋作がまじっていたため、断られたらしい。

 しかし、懲りないラムジーはモンテスマのマスクが売りに出ていることを知り、購入するつもりだという。アナは父に代わって取引のためにメキシコに飛ぶ。

 米国探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった新鋭のデビュー作。

 (早川書房 2400円+税)

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