「被害者のふりをせずにはいられない人」片田珠美著

公開日: 更新日:

 遅刻を注意する上司を「パワハラだ」と訴える女子社員や、保身のために同僚の非をあげつらう社員、食事の誘いを断ったらストーカー化して、根も葉もない噂を流す取引先など。社会に蔓延するこうした加害者なのに「被害者ぶる人」の心理を読み解くテキスト。

 被害者ぶって他人を攻撃するのは、実は人間のさがで、多くの人は自分の中の被害者意識をコントロールして生活している。では、被害者意識を肥大化させ、暴走して周りに迷惑をかける人が増えているのはなぜか。その背景には「格差の拡大」「クレーマーが得をする社会」「自己責任社会」の3つの要因があるという。さまざまな事例から、彼らを生んだ社会の病理を見つめ、彼らから身を守る方法を伝える。

 (青春出版社 990円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    桑田佳祐も呆れた行状を知っていた? 思い出されるトラブルメーカーぶりと“長渕ソング騒動”

  2. 2

    長嶋一茂の「ハワイで長期バカンス&番組欠席」に大ヒンシュク !テレ朝局内でも“不要論”が…

  3. 3

    長渕剛に醜聞ハラスメント疑惑ラッシュのウラ…化けの皮が剥がれた“ハダカの王様”の断末魔

  4. 4

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  5. 5

    正捕手・甲斐拓也の骨折離脱が巨人に「プラス」の根拠とは???

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    異常すぎる兵庫県政…中学生記者が初めて出席した定例会見での斎藤元彦知事には、表情がなかった

  3. 8

    元女優にはいまだ謝罪なし…トラブル「完全否定」からの好感度アップ図る長渕剛のイメチェンSNS

  4. 9

    キャッスルで結婚式を挙げるはずが…「派閥の親分」の一言で断念、ヒルトンになった

  5. 10

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ